ウソップ「おかしいなー」
「ありゃ一体なんだったんだ?」
オーラが視えなくなったウソップだったが何故か狙撃力が数レベル上がっている。目を瞑って数百メートル先の標的を撃ち抜く
ルフィ回想
レイリー曰く「無意識に覇気を使用する場合がある」
とのことだがルフィは細かいところまで覚えておらず
「不思議パワー」で片付ける
ローが捕捉「覇気に覚醒したときは力が暴走する」
「特に見聞色の場合は聴きたくもねえ周囲の声が聴こえたり、不特定多数の気配を必要以上に感じたり…長鼻屋の場合は…後者だろうな」
ルフィ「ふーん、要するに謎パワーだな」
ロー「……(汗)しばらくすりゃ落ち着くし、集中すりゃ視えねえもんも視えてくる」
「…視たくねえもんもな…」
一同「?」
~ロー回想~
少年ロー「コラさん!誰にやられたんだ!?」
コラさん「ロー…泣くなよ…いいか…時代はスマイル…お前たちみたいな不幸なガキでも笑える時代が必…ず…くるっ!」ドン!
ロー「…」
コラさん「兄貴を…!ドフィを止めてくれ!あいつは間違ってる!あいつのやり方じゃダメなんだ…」
ロー「えっ?」
コラさん「まずは…Dの名を持つものを探せ!海賊王ゴール・D・ロジャーと同じ…Dは…必ず…嵐を呼ぶ…」
ロー「…ゴール・D・ロジャー…なにいってんだよ?海賊王はゴールド・ロジャーだろ?」
コラさん「…フフフ…いずれわかるさ…」
「なぁ、ロー…生まれ変われるなら…俺たち3人…戦争のない時代で本当の兄弟として…」
ロー「コラ…さん?おい!おい!」
「わああぁん!」
~一年後~
ドフラ「…ロー…これから俺たちの本当の家に帰る。一緒にくるよな?」
肩をポンと叩かれるロー。
その瞬間ローの脳裏に映像が流れ込む
コラソンを手にかけるドフラミンゴ
ロー「!!」
数日後ローは姿を消す
~回想終わり 〜
ロー「…なぁ麦わら…兄弟っていうのはどんな感じなんだ?」
ルフィ「ん?なんだ突然?」
ロー「いや…失った悲しみ、生きていた喜び…お前は味わってるからな」
ルフィ「ん~…死んだ時は悲しかったけど今は平気だな!」
ロー「何故だ?」
ルフィ「仲間がいる!」
ドンッ!
ロー「…」
「…仲間…か…お前とは違う形で出会いたかったな…」
ルフィ「ん?なんでだ?」
ロー「俺たちはあくまでも同盟を結んでるだけの敵同士だってことだ!」
ルフィ「は?」
「お前は敵じゃねぇよ」
ロー「てめぇ…いまここでバラしてやる…」
ピキッ…ブウゥン(ルーム発動)
ルフィ「俺たちもう仲間じゃねえか!」
ドンッ!
ロー「…!!」
ウソップ「おい…諦めろ…お前はもうあいつの敵にはなれねぇし、同盟も解消されねぇぞ!」
ロー「…(汗)」ポカーン
~回想〜
コラさん「いいかロー、この世には周りの事を全く考えない大馬鹿野郎がいる。そういう奴には絶対関わるな!」
シリアスな顔のコラさんの背後にロジャーの影
コラさん「もし関わっちまったら…敵にすると面倒だ。いっそのこと仲間になっちまえ!」
~回想終わり〜
「フフフ…ハハハっ!(こういう奴の事かよコラさん!)」
ロー(コラさん…安心して下さい…俺はもう…前に進めます!)
煽り「本当の笑顔(スマイル)、届け!」
次号「10人目!?」
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