ワンピースネタバレ

『到着』

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ペコムズ
「もう見つかっちまったガオ!!」

驚くナミ
「あの眉毛…サンジ君の兄弟!?」

ブルック
「あ…確かに!!」

チョッパー
「え!? サンジか!?」

ナミ
「ううん…サンジ君とは眉毛が逆…よね!?」



そこでフードの男がサングラスを外し、羽織っていたマントを脱いでいく。
あまりにもサンジそっくりで驚く一同。


男
「やはり麦わら一味…ここで会えて光栄だ」

「俺はヴィンスモーク家の二男、君たちの仲間 サンジの兄に当たる 名を──」

「な、名、な…」


一同
「？」

男

「なんてカワイ子ちゃーん!!」


目がハートになって飛び出ていく。

男
「ああ…この降り注ぐ雪のような甘い誘惑にとろけてしまいそうだ」


一同
(絶対に兄弟だ…(汗))


呆れるナミ
「サンジ君だけかと思ったけど家系からそうだったのね…」

ブルック
「ヨホホ、でも何だか親近感が湧きますよ」


男は咳払いをして落ち着いていく。

男
「失礼した、絶世の美女を前につい取り乱してしまったようだ」

「自己紹介の途中だったな、俺の名はヴィンスモーク家の二男、名を──」

ナミ
「ま、まさか三男がサンジ君で 次男だからニジとかじゃないわよね…？」

男
「ニジと言う」

ツッコむ一同
「そのままかーいっ!!」



そこでニジの船にホールケーキアイランド本島から通信が入る。

『──こちら本島 定時の連絡を─』


ニジ
「……!」

部下に叫ぶニジ
「"異常なし"と報告しろ!」

部下
「了解しました!」


ナミ
「……？」


ニジ
「今聞いてもらった通り、オレたちは敵じゃない」

「むしろ弟の大事な仲間、歓迎したいくらいだ」


ペコムズ
「"ジェルマ66"の人間がよそ者を歓迎だなんて、ずいぶん珍しいことがあるもんだ ガオ!」


ニジ
「そうだな…だがなりふり構ってもいられねェ状況なんだ」

一同
「……？」


いきなり全力で頭を下げるニジ。

ニジ
「俺はプリンと結婚したいんだ!!」

「頼む!! どうか俺に協力してくれ!!」


予想もしない言葉に戸惑う一同。
しかしビッグマムから匿うような行動に、一先ず話を聞くことに。

ニジは船に乗れと言うが、罠かもと警戒するナミ。
逆に、協力して欲しいならニジの方が１人で来いと駆け引きを見せる。

快諾するニジ。


【サニー号船内】

ナミ
「それにしても…サンジくんと本当にそっくりね、その眉毛」

ニジ
「ああ…ヴィンスモーク家の特徴だからな」



そして話題はジェルマ６６について。
悪の組織が実在していたことに驚くナミ。
チョッパーは知らないが、昔から新聞を読んでいたナミは名前を知っていたらしい。

そもそもジェルマは何のために海軍と戦っていたのか？
絵物語で悪役になることで政府との有利な取引をしてるのか？
何で今マムと手を組もうとしてるのか？

矢継早に質問を浴びせるナミ。

ニジ
「そう焦るな ゆっくり説明してやるよ」


まずは何故ビッグマムと組むのかの説明。


四皇ビッグマムの能力は『無生物を生物化する』もの。
ビッグマムの船もドアもその能力によるもの。

初登場でビッグマムが食ってたのは生物化したお菓子らしい。

プリンも実はお菓子のプリンを能力で生物化したもの。
美味しいものほど美しくなる法則らしい。


そしてビッグマムと組む目的、それはカイドウを討ち取ること