ワンピースネタバレ

ローラ父
「【ローラ】も家出したと聞いた…！！
　うぬにはかけがえのない家族なのよ！！」

ナミ
「！！ローラ！？そう言われれば…
　目鼻立ちが似てるような…」

ルフィ
「知ってんのか！？ナミ！」

ナミ
「アンタも知ってるでしょ！

　2年前スリラーバークで出会った
　あのローラが…
　この人の言うローラなら…」

ゴソゴソと何かを探すナミ

クラッカー
「ローラ…！39人いる娘の中で唯一！
　ママから【自由恋愛の許可】を得た
　あのハネっ返りと知り合いだと！？」

ローラ父
「いつ会ったの！？
　ローラは元気だった！？」

クラッカー
「キサマは口を開くな！」

ナミが一枚の紙を取り出す

ルフィ
「ビブルカード…あ！」

2年前のスリラーバークでの
やり取りを思いだすルフィ

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【回想】

ローラ
「わたしのママが海賊やっててね…！
　あ！そうだわ、コレあげる

　ママの【ビブルカード】、特別よ？
　ナミゾウと私は姉妹分だからね」

ナミ
「紙？」

リスキー兄弟
「おおお！！よかったなオイ！
　ローラ船長のママはスッゲー海賊なんだぜ！？
　大事に持ってろよ、きっと後で約に立つぞ」

【回想終了】

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ナミ
「そう、わたし達がローラ率いる
　【ローリング海賊団】と会ったのは2年前…
　海に漂う【スリラーバーク】という場所で」

ローラ父
「【ローリング】…間違いないよね！」

クラッカー
「それがどうした！！
　知り合いだからと情けをかけて
　もらえるとでも思ったのか！？」

剣を振り上げるクラッカー

ナミ
「ローラから【伝言】を預かってるの！」

クラッカー＆ローラ父
「！？」

チラリとローラ父に目線をやるナミ

ナミ
「アンタがローラの父親で、
　ビッグマムの元夫って事は…

　ローラの母親は
　ビッグマムって事でいいのね！？」

ローラ父
「そうよ」

ナミ
「じゃあこのビブルカードは
　ビッグマムの物だったんだ…」

クラッカー
「ママのビブルカード！？
　なぜキサマがそれを持っている！？」

ナミ
「ローラに貰ったのよ
　【姉妹分】の証としてね！」

【ローラのサイン】を見せるナミ

クラッカー
「…姉妹分……ローラがそこまで
　キサマに対し恩を感じたという事…

　ローラと姉妹分ならワシにとっては
　キサマも【妹】…

　ワシがここでシャーロット家の禁忌
　【兄弟殺し】をするわけにはいかんな」

剣を納めるクラッカー

ローラ父を地面に下ろし、
去っていくクラッカー

ナミ
「ちょっと待って！
　連れて行かれた2人はどうなったの！？」

クラッカー
「知らん！だがあれだけ珍しい生物も
　そうは居まい…ママが喜びそうだ」

ルフィ
「！？」

ナミ
「チョッパーのこと！？」

そのまま無言でその場を去るクラッカー

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ローラ父
「危なかったね～、クラッカー君は
　【スイート3将星】と呼ばれる
　リンリン側近の武闘派…

　とてもとても強いのよ…
　あ、ローラからの伝言って何！？」

ナミ
「【ママに会ったら伝えて】
　って事だったんだけど…
　【元気でやってる】って！」

ローラ父
「そう…！元気である事が分かればいい…
　何よりの便りよね！」

ルフィ
「それよりよ、おっさん！

　チョッパーとキャロットの2人が
　連れてかれちまったみてェなんだ！

　どこだ！？
　ビッグマムの所に行けばいいのか！？」

ローラ父
「…リンリンの、いやビッグマムの元へ行っても
　寿命を抜かれるのがオチよね
　幸い今ならまだ引き返す事ができる」

ルフィ
「引き返す！？バカ言うな！
　仲間が取られてんだぞ！！」

ローラ父
「…相手は【四皇】…
　グズグズしてるとここへ
　また刺客は現れる…」

ルフィ
「それがどうした！
　相手が誰だろうと関係ねェよ！！」

ローラ父
「その取られたっていう仲間だって、
　すぐに殺される事はないのよね

　リンリンに【逆らわなければ】、
　ここのルールの中で【幸せ】に
　安全に暮らしていける」

ルフィ
「幸せ！？…そんなの知るか！！
　あいつらは俺の仲間だ！！

　おい、ナミ！
　ビッグマムんトコに行くぞ！
　どっちだ！？」

ナミ
「…このビブルカードを辿れば
　居場所は分かるけど…危険すぎる！

　【四皇】…忘れてたわけじゃないけど
　【海の皇帝】の実力を甘くみていたかも…」

ルフィ
「お前まで何言ってんだ！
　このままじゃ―」

ローラ父
「…どうしても引き返さないって言うのなら…
　うぬに一つ提案があるよね～」

ルフィ＆ナミ
「！？」

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【ホールケーキ城～女王の間～】

ブリュレ
「ウィウィウィ！ママ！
　珍しいモンを捕まえてきたよ！

　トナカイのミンク族かと思いきや、
　コロコロと大きさを変えるんだ！」

鏡の中に閉じ込めているチョッパーを見せる

ビッグマム
「んんん～？
　このちっこいのがデカくなるってェ！？
　面白ェ！見せてみなよ」

鏡の世界から出されるチョッパー

チョッパー
「わっ！」

キャロットは依然鏡の中

チョッパー
（これが【四皇】ビッグマム…！！）

ブルッと震えるチョッパー

ビッグマム
「怖がってんのかい！？
　珍しいヤツァ好きさ！

　殺しゃしないよ、ホラ！
　大きくなってみな！」

チョッパー
（一か八か…）

ランブルボールを取り出すチョッパー

ビッグマム
「それがデカくなる為の薬か！？」

チョッパー
「ランブルッ！！」

ブオオオオオと雄叫びをあげ
巨大化するチョッパー

ビッグマム
「マママ…ハハハハハ！！」

次の瞬間、ビッグマム目掛けて
チョッパーが攻撃を仕掛けようとする
だがビッグマムが飛びついてハグをする
強烈なハグに言葉が出ないチョッパー

チョッパー
「～～～～！！」

シュルシュルと元の姿に戻り気絶するチョッパー

ビッグマム
「ママハハハハハ！
　…コイツァ、おれのモンだ！」