【HUNTER×HUNTERネタバレ】第360話不確定バレ①
- 2016/06/29
- 07:08
『尋問』
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煽り
「船内に満ちる不穏な空気」
リビングに並ぶ4人のハンター
クラピカが拳銃を突きつけている
クラピカ
「私がいいというまで動くな
不審な動きをしたら迷わず撃つ…!
では私の知っている事を
順を追って話そう
まず今回の渡航の目的についてだ
表向き王子たちが乗船した理由は
国王とともに新大陸への航海を
見守ることとされている」
が真の目的は次の王を決めるための
バトルロイヤル!!
新大陸に到着するまでの2ヶ月間
14人の王子が最後の1人になるまで
殺し合うことになる」
ハンター達
「!!」
クラピカ
「しかし知っての通り王子同士の接触は
厳しく制限されている
この状況下において暗殺が
実行されるということは…
当然ありとあらゆる可能性を
考慮しなければならない
この意味はハンターであるなら
言わずとも分かるだろう」
ヒゲのハンターが冷や汗を流す
ハンター
(成程…だからあの時、
念の事をもち出したのか…!)
クラピカ
「先ほどお前達はこの件について
カキン軍の内紛だと言った
だが軍は王位継承戦に関して中立、
あえて言うなら国王側として
王子の行動を監視しているに過ぎない
勿論、今回の件に絡んでいる可能性はあるが
憂慮すべき優先順位としては低い
逆に関与している可能性が高いのは
居住区外の警備をしている
準協会員(ハンター)…!
渡航中のみ有効の準協会員資格として
審査を通過(パス)した彼らだが…
審査後にどこかの陣営と接触することは
十分に考えられる
護衛する場所によっては事を起こす
機会(チャンス)も当然あるだろう
そして充分な審査を受けていない
という点では王子の護衛
特にカキンの公式サイトを通じて
エントリーしたハンターも含まれる…!
王子との面会が免除されているとすれば
尚更な…!!」
ハンター達
「何!!」
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クラピカの薬指から鎖が垂れる
【導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)】
クラピカ
「以上が王位継承戦について私が知る全てだ
これから質問をする!正直に答えろ!
初めに私が話す前から王位継承戦を
知っていたかどうかだ
イエスかノーかで答えろ」
ハンター達が口々にノーと答える
クラピカ
(動揺はしているが
嘘はついていないようだな)
クラピカ
「次の質問だ
出航より前にワブル王子以外の王子と
接触したことがあるか?」
再びハンター達が口々にノーと答える
クラピカ
(…シロだな)
クラピカ
「では護衛についてカキン側に
仲介したのは誰だ?」
ハンター
「協会の人間だ」
他のハンターも頷く
クラピカ
「成程…お前たちは協専のハンターだな?」
ハンター
「ああ何か問題でも?」
クラピカ
「いや…では最後の質問だ」
クラピカ
「お前たちに与えられた任務は
本当に王妃と王子のガードだけか?」
ハンター達
「…」
クラピカ
「どうした早く答えろ」
剣眉のハンターが口を開く
ハンター
「…そうだ」
鎖が反応し剣眉のハンターの体に回る
クラピカ
「正直に答えろと言ったはずだ!!
もう一度聞く!
お前たちの任務は本当に
王妃と王子のガードだけか?」
ぽっちゃりしたハンターが
慌てた様子で間に入る
ハンター
「少なくとも航海中の任務はそれだけだ!
我々のことを信じてくれ!!」
クラピカ
「航海中?つまりお前たちの任務には
その先があるということだな?」
ハンター
「…そうだ」
クラピカ
「ビヨンドと暗黒大陸絡み…だな?」
ハンター
「ああ」
鎖を解くクラピカ
剣眉のハンターが尻もちをつき咳き込む
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クラピカ
「成程…では一人ずつ自らの
素性について話してもらおう
無論、嘘をつけば鎖が回る」
剣眉のハンター
「俺の名前はソーロン
賞金首(ブラックリスト)ハンターをやっている
他の3人も同様だ」
目の下にクマがあるハンター
「俺の名はシューザック
単独で動くハンターも多いが
我々は4人1組(チーム)で活動を行っている」
ヒゲのハンター
「私の名はハクトラ
今回の任務については渡航の発表直後に
協会から要請があり参加した」
ぽっちゃりしたハンター
「僕の名前はゲンブルド
仮の暗黒大陸に到着したら
ビヨンド側の人間と接触する予定に
なっているよ」
クラピカ
「?…つまりまだビヨンド側の人間とは
会ったこともないのか?」
ハクトラ
「そうだ、君は奇妙に感じるかもしれないが
協専のハンターにとっては普通のことだ」
クラピカ
(嘘はついていない…
操作されている可能性がないとはいえないが
彼らは本当に何も知らないようだな…)
クラピカ
「成程…承知した、疑って悪かったな
先ほどまでの非礼を詫びよう」
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電話をするクラピカ
クラピカ
「…という次第だ」
ミザイストム
「成程な…王子の護衛として
紛れ込んでくることは予想していたが
的中したようだな」
クラピカ
「で どうする?」
ミザイストム
「本当はすぐにでも対処したいところだが
そうもいかなくなった」
クラピカ
「どういうことだ?」
ミザイストム
「ハルケンブルグ王子の護衛が
一人消えた」
クラピカ
「!!今回の件と何か関係がありそうだな」
ミザイ
「ああ、詳しいことが分かったら
また連絡するよ」
クラピカ
「頼む」
電話を切る
クラピカ
(消えたか…もし今回の事件に関与していると
仮定すると考えられる可能性は二つ
加害者か被害者のどちらかだ…!!
前者であれば話は早いが…
誰にも気づかれずに移動ができるのであれば
そもそも護衛として潜入する必要が
あるのかという疑問が残る
後者であればハルケンブルグの護衛は
血を抜かれずに拉致されたということになるが…
その場合目的が不明瞭だな)
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クラピカの携帯が鳴る
クラピカ
(!!Qに着信!!)
メッセージを確認するクラピカ
クラピカ
(ビスケからか…)
ビスケ
(第13王子(マラヤーム)の使用人一人が
バラバラにされて殺害される事件が発生
傷口の形状から犯人は
念能力者の可能性が高いわさ
詳細は落ち着いてから連絡)
クラピカ
(明らかに関連がありそうだが殺害方法が違う!
ということは犯人は複数人いる…!?
だとすると目的は何だ?
なぜ王子を直接狙わない?
情報が少なく全く分からないな…
いずれにしても最大限の警戒を…)
念を強めるクラピカ何かに気づく
クラピカ
(王子と王妃の寝室の方向!?
まずい!!)
走るクラピカ
寝室の扉を勢いよく開ける
キョトンとした顔でクラピカを見るオイト
ベビーカーから上の方に黒い影が伸びている
クラピカ
「な…何だこれは!!?」
【続き、画像&文字追加更新】
煽り
「黒い影の正体は…
王位継承戦開始(スタート)!!
黒い影がクラピカを襲う!?」
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