ワンピースネタバレ

『お菓子の国の冒険』

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ルフィ
「あーっ！海岸に誰かいるぞ～！？」

チョッパー
「サンジかな！？」

ブルック
「誰でしょう…」

ナミ
「見える？キャロット」

キャロット
「う～～～ん、あ！見えた！
　プリンだよ！」

チョッパー
「サンジも一緒かな！？」

ペドロ
「いや…見たところ1人の様だな…
　皆、警戒しておけ
　これから敵の本拠地だ」

ルフィ
「お～～～い！プリ～～ン！！」

ルフィが手を振る

ナミ
「大声出すな！(怒」

キャロット
「あはは、ナミの方が大きい声だよ～」

ブルック
「さて、船を海岸につけましょう」

ホールケーキアイランドに上陸するルフィ

ルフィ
「ホールケーキアイランドか～
　にしてもでっけェケーキだな～！」

キャロット
「プリンのおかげで着けたよ～
　ありがとね♡」

ガルチュ―するキャロット

プリン
「みんな無事でよかった！
　だけど、ごめんなさい…
　サンジさんを連れてこれなかったの…」

チョッパー
「サンジはなんで来れなかったんだ！？」

ブルック
「まさかどこかに幽閉されてるとか…」

プリン
「ううん、実は…昨夜ヴィンスモーク家の
　長女さんと四男さんがWCIに到着したの」

ナミ
「！？」

レイジュとヨンジの顔が浮かぶ一同

プリン
「それでサンジさん、
　家族だけで話す事があるから
　部屋に入らないでくれって…

　わたし待ってたんだけど、
　まだ誰も部屋から出てこないの…」

ナミ
「あの城の中にいるの？」

プリン
「はい、あのママのお城、
　ホールケーキ城(シャトー)の3階に…」

ルフィ
「そーか！じゃあよ、その部屋目指して
　行ったらいいんだな！」

ナミ
「モタモタしてたら見つかっちゃうわ！
　コッソリひっそり そのお城まで行くわよ！」

一同
「おーーーっ！！」

プリン
「あっちに見える【モンブランの森】を通って…
　抜けた先が首都になるんだけど…

　そこまで来たら誰にも見つからずには
　難しいと思うわ…」

キャロット
「わたしが先に行って様子を見てこようか？」

ナミ
「そっか！キャロットなら顔バレてないし、
　多くの種族が集うココなら怪しまれないかも！」

ブルック
「ヨホホ、名案！
　しかし、くれぐれもお気をつけて下さいね、
　キャロットさん」

キャロット
「うん、任せて！行ってきま～～す」

ピョンと駆けていくキャロット

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ルフィ達が【モンブランの森】に入っていく

チョッパー
「おおお～～♡うま！うま！」

ルフィ
「うめェ～！だけど肉も食いてェなぁ」

モンブランの木を頬張るルフィ、チョッパー

プリン
「ここら辺の海域は、海も島も
　【甘いもの】で出来てるの

　それを気に入ったママが数十年前に
　ココに国を構えたって聞いてるわ」

ナミ
「さすが新世界…何でもアリね(汗」

プリン
「わたしの店があるショコラタウンは、
　島の外れにグツグツとチョコが沸いている
　【チョコ火山】があるの！

　だからあの島はチョコがたくさん
　使えるのよ」

チョッパー「
「ワンダーランドだな♡」

森の端まで来た一同

ナミ
「ここから人が多くなるわね…
　キャロットはどんな感じかしら？」

木の陰に隠れ辺りを覗うナミ達

その時、首都スイートシティの通りに、
知った顔がいる事に気づくナミ

思わず声を上げるナミ

ナミ
「え……ローラ！？
　ローラでしょ！？」

だがその人物はローラと瓜二つの
おかみさんだった

おかみさん
「？」

ナミ
「わたし！ナミよ、あ！ナミゾウよ！」

おかみさん
「ナミゾウ？変な名前ね
　それと、私はローラじゃないよ！
　ローラは私の双子の姉！」

ナミ
「ええ！？」

チョッパー
「え～～！？そっくり過ぎるぞ！」

ブルック
「瓜二つですねぇ、ローラ船長に」

おかみさん
「ローラを知ってるのね
　…で？アンタはローラとどんな関係で、
　何しにここへ！？」

ナミ
「あっ…えっと…ローラとは姉妹分なの！
　コレ！このビブルカードが証拠！」

ビブルカードを差し出すナミ

おかみさん
「！！！！…これママの…
　ローラのサインも…」

ナミ
「ママって、まさか【ビッグマム】！？」

おかみさん
「当然じゃない！知らずに持ってたの？」

ナミ
「いや、もちろん知ってー…」

ナミ
(もしかして…これを使えば城の中で
　マムを避けて移動できるかも…？)

おかみさん
「…ミゾウ…ナミゾウ……ナミゾウ！！」

ナミ
「え！？ あ、ごめん考え事してた」

おかみさん
「で？目的は？」

ナミ
「あ、えっと…ねぇルフィ(汗」

ルフィの方を見るナミだが、
そこにルフィの姿はなかった

一同
「！？」

ブルック
「いつの間に…アレ？
　プリンさんも、ペドロさんも
　居ませんよ！？」

ナミ
「えー！？どこ行ったの？
　３人もいっぺんに！」

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城へ向かってプリンを抱えて走るルフィ、
そして並走しているペドロ

ペドロ
「…」

プリン
「ル ル ルフィさん！
　目立っちゃうわよ」

ルフィ
「まっすぐ走ったほうが早ェ！
　案内よろしく！ししし」